睡眠の質を高めたい方、
寝具の”サイズ”によって睡眠の質が変わることがあるんです。

今回は、その中でも敷布団やマットレスなど、”敷き寝具”についてお話します。

質のいい睡眠を得るための敷寝具の条件は大きく分けて2つあります。

１．仰向き寝で正しい姿勢で寝れること

２．寝返りが打ちやすいこと

寝返りの打ちやすさは、敷寝具の硬さに影響されるのはもちろんのこと、
サイズ、特に横幅に大きく影響されます。

敷寝具の横幅は、
シングル　＝100cm
セミダブル＝120cm
ダブル　　＝140cm

日本人の肩幅の平均は、女性で約40cm、男性で約45cm。

寝返りをするスペースは肩幅＋両再度20cm必要

と言われているので、寝るスペースは最低でも80～85cmの幅が必要です。

つまり、一人で寝る場合は、寝返りを打っても多少余裕のあるシングルサイズを基本とします。
さらにゆったり眠りたい方や体の大きな男性などはセミダブルサイズがおすすめですよ。

また、ダブルサイズの横幅はシングルの2倍と思われている方もおられますが、
実はダブルサイズは幅140cm、つまり一人分のスペースはなんと70cmしかないんです！
実は2人で寝るにはスペースが十分ではありません。
当店でもお客様の睡眠のお悩みを聞くと、ダブルサイズで寝ている方に
「片側にしか寝返りを打たない」「横向きばかりで寝ている」というクセがついている方が多いように感じます。

片方にしか向かない場合、体のゆがみ、ひいては肩こりや腰痛につながることもあるので注意したいですね。

ベッドの場合はさらにサイズに敏感になって！

ベッドで寝ている方や、これからベッドを購入予定の方は
床に直に敷寝具を敷いて寝ている方に比べて、さらにサイズに敏感になってください。

人間は本能で”落下”を恐れます。
床に直に敷寝具を敷いている場合、少し手が床に触れるだけで済みますが、
ベッドとなると話が変わります。
横幅の十分でないベッドで寝ると、無意識の内に寝返りが小さくなり、
寝返りの度に目が覚めやすくなります。
そのことが睡眠の質の低下にもつながる場合があるんですよ。

ふとんのとみながでは
シングルサイズとセミダブルサイズの ”サイズ比べ” ができます！
中々体験できないセミダブルのサイズ感。ぜひ寝て、比べてみてくださいね。
お試しだけでも大歓迎ですよ！