一冬使った羽毛布団、さあどうする
いよいよ夜が暑くなってきましたね。
掛け寝具を薄手の掛け布団に変えた方も多いかと思います。
そこで問題になってくるのが、一冬使った羽毛布団をどうするかということです。
季節の変わり目にお電話で
「羽毛布団をしまう前にどうお手入れすればいいの?」とお問合せいただくこともあります。
まず、羽毛布団は数年に1回洗濯することをおすすめします。
男性の場合3~4年に1回、女性の場合4~5年に1回とお伝えしています。
これは男性のほうが女性に比べて皮脂量が多いためですが、
側生地についた皮脂をそのままにすると、その部分の生地が硬くなり、羽毛の噴き出しの原因になります。
洗うときは、当店又はクリーニング店にご相談くださいね。
羽毛布団を干してからしまう場合は陰干しをおすすめします。
直射日光に当てると、やはり側生地が傷んでしまいます。
アツアツの屋根に広げて干すなんてもっての外!
どうしても直射日光に当てたい!という方はカバーを掛けたまま干してくださいね。
羽毛布団をたたんだ状態で、上から体重をかけて空気を抜くようにすると、
中の湿気が飛ばされて空気が入れ替わるので、お手軽ケアとしておすすめです。
ビニール袋などに入れて通気性の悪い状態で保管すると、ニオイの原因になるのでおやめくださいね。
圧縮もダメです。布団の中は湿気が0%ではないので、圧縮された湿気が水滴となりカビやニオイの原因になります。
たたんで裸の状態で保管するのがおすすめですが、
嵩張るのが気になる場合は、敷布団などを上から重ねて重石をするか、ご購入時についてきた不織布バッグに入れてください。
ちょっとしたケアでまた来年、気持ちよくつかってくださいね!
【とみながマメ豆知識】