夜中に何度もトイレに起きる人へ
今回は、夜に何度もトイレに行く人に試してほしいお話。
夜間に何度もトイレに起きると、睡眠の質の低下につながります。
トイレに起きたくないからといって水分を控えるのは、脱水症状につながり危険なのでやめてくださいね。
試してほしいのは、寝る30分前から仰向けになった状態で足を上げておくこと。
“ふくらはぎは第2の膀胱”と言われているのはご存じでしょうか?
夕方になると足がむくんで靴が履きにくい。ソックスの跡がつく。というのは誰でも経験したことがあるのではないでしょうか?
私たちの血液は、心臓やふくらはぎの筋肉がポンプとなり、全身に循環させています。
水を飲むと、胃や腸で吸収された水分が、一旦は血液の中に入ります。
この時、私たちの体は水分の量を常に一定に保とうとするため、余分な水分をオシッコに変えます。
年齢を重ねるとこのポンプ機能が衰え、水分が循環できず、重力下がった水分がふくらはぎにたまってしまうというわけです。
そこで、寝ようと思う30分前くらいに仰向けになって、足を腰の位置より高く上げることにより、ふくらはぎの水分が血管に戻り、オシッコになります。
あとは寝る前に1回トイレに行けば、夜間に起きる回数が減りますよ。
【とみながマメ豆知識】