仕立て直しでSDGs 古い布団がよみがえる
木綿わたの布団の”仕立て直し”もご相談ください。
「仕立て直し、今でもやってる?」
と、真庭市内はもちろん津山市などからもお問合せいただきます。
古い綿布団をお預かりし、わたの打ち直しを行います。
そうして打ち直しをした綿に新しいワタを加えて、新しい生地に入れて縫製します。
今でも、
結婚のとき親がもたせてくれたものを再生したい、とか
子供にも綿の布団を使わせたいからお昼寝布団に仕立て直して、
などとご依頼をいただきます。
職人が1枚1枚わたを縦横に重ねてつくり上げていく綿わたの布団は、
安価な機械吹込みの布団と違い、ヘタリにくく、しっとりとした寝心地が魅力です。
仕立て直しや打ち直しというのは昔からある日本の伝統的な技術ですが、
「今ある資源を再生して大切に使う」というこの考え方は、
昨今話題に取り上げられている、SDGsの循環型社会の実現の先駆けといえます。
そういえば押入れに眠ってるあの布団、
きれいにしてもう一度使えるかもしれませんよ。
【とみながマメ豆知識】